Flom:知念悟
実は先日、あるイベントを開催するために、先輩からチラシ作成を頼まれました。
ちなみに初めてのチラシ作りでした!笑
とやかく言っていられないので、急いでチラシ作りに励みました!
画像はなにがいいのか、どんな書体で、色は何色で、バランスはどのようにしたらいいのか、など伝えたい情報をA4サイズに納めることへの難しさを感じながら日々迫ってくる期限。
みなさんもそのような経験はありませんか?
そんな中、いろんなサイトのチラシを見て参考にしたり、文字に使う色の相性を調べたりと自分なりに頑張った結果。
ショックでしたが、その頃の僕はチラシ作りにおいて、ある大事な意識が抜けていたんです。
パッと見た感じは、イベントのチラシっぽく見えるけどボツだった理由。そしてそのチラシが良くなった8つの法則のお話をしたいと思います。
それではいきましょう!
【コピー8つの法則】
コピーがより良いものになる8つの法則を、今回のチラシ作りで感じた経験と一緒にお伝えしたいと思います。
まずは先に8つの法則を説明したいと思います。
- 1つ目の法則:読み手指導に。
MeメッセージとYouメッセージという言葉があります。Meメッセージは、私は、弊社は、といった伝え方です。Youメッセージは、あなたは、あなたの、といった伝え方です。
- 2つ目の法則:メリットを整理する
あれもこれもお得です!と書くと価値が全て同じように感じてしまいます。メリットを1つにして、そのメリットを中心に、良さを伝えることで一番大きなメリットに付加価値がつきます。
- 3つ目の法則:コピーの文章は短めに
一文が長い文章は、めんどくさいと感じ読まれない結果になります。いかに短くキャッチーに伝えられるかが大切です。
- 4つ目の法則:専門用語を避ける
基本的に読み手は、専門用語の知識がないので伝わりません。
仮に、専門的な人を相手に伝える場合は、知識をもっているとアピールすることができますが、ターゲット(読み手)がどのような相手なのか見極めることが必要です。
わかってもらおうということより、相手にわかりやすいようにという意識が必要です。
- 5つ目:具体的にする
多くの!たくさんの!という表現は人によって伝わり方が違います。人によって基準が違うので、出来る限り具体的な数字をもって説明することが良いです。
- 6つ目:すぐ本題に入ること
コピーで一番大事と言われているヘッドライン(見出し)。キャッチコピーや件名が上手くいってもその後に続くオープニングの文章に関係性がないと読み手が逃げていきます。興味が湧いて読み始めたのに、最初の1、2文でなんのことだって思われて最後まで読まれません。
- 7つ目:フレンドリー
語りかけるように伝える。
堅い文章は読むのにエネルギーを使いませんか?
あなたに伝えたいんです!って気持ちを文字に起こすと良くなると思います。
- 8つ目:グラフィックを使う
百聞は一見にしかずという言葉があるようにグラフィック(写真や動画)の力は強いです。
伝える文章もとても大切ですが、まず視覚を奪うグラフィックを意識してみてはいかがでしょう!
以上が、コピーがより良いものになる8つの法則でした。
【ボツだったチラシの反省点】
ボツだったチラシは、チラシを作ることやチラシっぽさだけに満足してしまったことです。その結果、内容が弱くなってしまいました。メリットもあれもこれも入れてしまい、なにが目玉なのか伝わりにくくなっていました。
ほかにも大会の通称(専門用語)を使っていて、読み手にどんな意味か伝わっていなかったと思います。載せているQRコードを読み取って貰えばわかってもらえる。添えた一文で通称の意味がわかるはずという自分本位のメッセージになっていました。
なにより!
見事にコピーの8つの法則を無視しているわけですから、そりゃボツになるわけです。笑
「お客さんにわかってもらおうという発信ではなく、相手にわかりやすいようにって意識、誰にという部分を大切にして」という指摘を受けて、自分本位のコピーだったことに気づいたというわけです。問題を指摘されて、学んでいたコピーの知識、8つの法則を思い出したんです!
もちろんOKを頂けたチラシも完璧ではなかったですし、完璧というものが存在しないコピーの世界ですが、常に読み手目線を意識することや参加した方(あるいは購入した方)へどのような未来を届けたいのかという気持ちが、なによりも大切だと確認できたいい機会になりました。
ぜひみなさんのHPやチラシなどにコピーの8つの法則を取り入れて、みなさんの素敵な商品をより多くの方へお届けしてみてはいかがでしょうか。
今回はここらへんで!
ありがとうございました!
【反省会】
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