知念 悟
自宅から出る時間を早めて、現場近くに1時間ほど前に到着し、その日のスケジュールや、事務作業をしたり、本を読んだりする時間を作りました。
ここで伝えたいのは、朝活偉いでしょ!なんてことではなく、朝活をして感じたことです。
朝活の時間も1時間ほどなので、よくハンバーガーショップを利用させて貰うんですよね。
ここで、コーヒーだけでなく、色んな商品を追加して頼むことをみなさんも体験したことがあると思います。
小腹が空いて、ハンバーガーも付けてポテトも付けて、気づけばたくさん注文しちゃった!
なんてことありませんか?
商品をより多く購入して貰う!
ということは、企業にとって大切なことですよね。
これは商品の価格設定にマーケティングを用いた方法となります!
それでは、いきましょう!
【フロントエンドとバックエンド】
マーケティングの考え方に「フロントエンド」「バックエンド」というがあります。
フロントエンドは「集客商品」を意味します。
狙いは、お客さんに買ってもらいやすい価格や無料での案内などで集客するということに重点を当てます。利益を求めず、数多く、いろんな方に買って貰うことが大切になります。
例えば、コーヒーが100円や化粧品の1月無料お試し期間、などですね。
次にバックエンドは、「利益商品」を意味します。
利益をもたらす商品となります。特徴として、価格が高く、既存客に販売し、意外と簡単に売れると言う傾向があります。
ハンバーガーショップで言うと、100円コーヒーがフロントエンドとなります。利益重視ではなく、多くの人に利用して貰い、よく利用することで親しみを抱いて貰います。
ただ、100円コーヒーじゃ企業の利益は望めないですよね。
ここで、本当に売りたい商品(つまりバックエンド)を決めます。
ハンバーガーショップで言うところのハンバーガーやポテトなどが利益を生んでくれる商品です。
フロントエンドでよく利用して貰い、お客さんとの信頼関係が築けると、本当に売りたい商品(バックエンド)の購入が簡単になるということです。
ということになるわけですね。笑
【お客さんは損をしたくない!という心理が働いている】
他にも、スポーツクラブでいえば、無料案内でお客さんに体験して貰い、良い印象や緊張を解いてあげることで、入会して貰いやすくなるということです。
いきなり、体験もなく月々に何千円も払って、良いか悪いかもわからない商品やサービスにお金はかけたくないですよね?
損をしたくないという心理や初めてのことを試すという緊張感を、無料体験で解消してあげることが大切になります。
逆に企業側(ここでいうスポーツクラブ)で大切なことがあります。
顧客リストを作成することができるなら、リスト作成をしましょう。
リスト作成により、無料体験(フロントエンド)を経験しているお客さんにアプローチをかけることが出来ます。
お客さんは、すでにこちらの良いところを理解しており、お客さんとの信頼関係が構築されているので、スポーツクラブとして本当に望んでいる、入会(バックエンド)の足がかりとなってくれます。
もちろん扱っている商品やサービスの価格の設定はあると思いますが、商品が全て高価な商品のみだと購入まで時間が必要となるということです。ただお客さんは、よくわからない物に大金は使いたくないですし、購入者の条件も狭くなってしまいます。
是非、ご自身の商品やサービスが、お客さんにとって親しみが湧くフロントエンドの商品となっているのかを見つめ直しても良いのかなと思います。
フロントエンドでの関係性の構築が、バックエンドに繋がって、会社を助けてくれた!なんてこともあると思います。
【反省会】
コメントを残す