知念です!
さっそくですが、あなたの信頼貯金はどのくらい貯まっていますか?
あるいは、あなたの信頼残高はどのくらい残っていますか?
「7つの習慣」という本に書かれているこの言葉、いつの時代も大切な要素となります。
銀行口座にお金を預ければ残高が増えていきます。
信頼貯金を増やし多ければ、その分信頼を獲得できているということに繋がり、「あなたのために」と思って行動を起こす人が出てきます。
ビジネスでも個人にも必要と言える信頼貯金を増やせば、評価が高まり、仕事もプライベートもより良いものになりますよ。
先日、「あっいま信頼貯金が増えたな。」と感じた体験をしたので、その例も踏まえて説明していきますね。
あなたは、今日”誰かのためにわざわの行動”をしましたか?
それでは、いきましょう!
【わざわざの行動で貯められた信頼貯金】
先日、僕が所属するサンビスカス沖縄というスポーツクラブでこのような事が起きました。
その日は、朝からあいにくの雨模様で、室外にて行う予定だったサッカースクールの中止も視野に入れながら、近隣で使える室内会場を探すのが雨で会場が使えないときの行動パターンです。
無事に室内で練習ができる会場を押さえることができ、スクール開始1時間前までには会員さんへ会場変更の連絡を入れる流れとなっています。(その日ばかりは会員さんにお手数をおかけすることになり申し訳ないです。)
会場の地図や受付にも人がいるので、安心ではあるのですが、天候による変更とはいえ、こちらの都合での変更や初めてで少し分かりにくい会場であることから、僕と先輩と交互でスクール時間中も会場の前で待機して案内係をすることにしました。
(ボクの担当クラスのときは先輩が案内係、先輩の担当クラスではボクが案内係という流れ。)
そこで、スクールも終わりに近づいた時間に、お子さんを迎えにきた保護者の方が近づき、このように伝えてきました。
「初めての場所だったから、わざわさ案内してくれてありがとう。」
わかりますか?
何気ない行動だったのかもしれませんが、この何気ない行動によって、お客さんがクラブに対して、「信頼」を高めた出来事に繋がったのです。
サンビスカスの信頼貯金を貯めることができたと感じた瞬間でした。
いまの時代は、似たような商品が溢れ、欲しい情報もすぐ手に入れることができる時代です。
例えば、サンビスカスの事業の1つであるサッカースクールを検索しても、たくさんのライバルが存在するわけです。
あなたの商品やサービスもライバルが存在しているはずです。
そんな差別化が図りにくい時代だからこそ、「わざわざここまでしてくれるの?」という信頼貯金が多い企業や個人が自然と選ばれていくわけです。
そのため、「誰から商品を購入したい?」や「誰と繋がることが自分にとって気持ちの良い関係でいられるのか?」という部分が無意識的に重要視されるポイントなのです。
【目に見えない思いやりが信頼貯金を増やしていく】
調べてみると、「わざわざ」の意味は2つあるようです。
- ついでではなくその事だけのために行うさま、特別に。
- しなくてもいいことを意図的に行うさま、故意に、わざと。
ここで伝えたい”わざわざ”は、余計なお世話であるというニュアンスが含まれているためマイナスな意味として捉えられる2つ目ではありません。
そのためには、お客さんや自分の大切な人の立場にたった思いやりの心が重要になります。
あなたもこのような体験はありませんか?
慣れていないご飯屋さんで注文した場合に、店員さんから、こっちのセットにした方がお得になります。と教えてくれた体験。
家電屋やケータイショップなどの店員さんに、お客さんの場合だと、こちらの方がオススメだと親切に対応してくれた体験。
自分のサービスや商品の利益を優先しないお客さんファーストの行動が信頼を高めてくれます。
そこで高めた信頼は、またお客さんとして帰ってきてくれます。(誰だっていい印象のサービスを利用したいですよね?)
さらには、紹介を通して違うお客さんを連れてくれることだってあります。
一見、自分達の利益よりお客さんのことを思って行動が、長い目で見るとさらなる利益を”わざわざの行動”によってもたらしてくれるのです。
コピーでも、”わざわざ”にこだわってみませんか?
- 文字の大きさはどうなのか?
- 一番伝えたい部分は、文字サイズや色を変えてみる。
- 行間は読みやすいようになっているのか。
どのコピーの部分が刺さるかは読み手によって変わります。だからこそ、お客さん目線をもった”わざわざ”のこだわりがより響くコピーへの第一歩になるのです。
あなたは、今日”誰かのためにわざわざの行動”をしましたか?
やらなくてもいい行動や面倒だから誰もやらないことだからこそ、お客さんを思った”わざわざの行動”は、お客さんの中で好印象として記憶に残ります。
そんな小さな優しさが他のライバルとの差別化に充分なり得るはずです。
ぜひ頭の片隅に入れて行動を変えてみると、仕事でも個人でも周りの中での評価が変わっていくかもしれませんよ。
それでは、今日はここらへんで!
ありがとうございました!
【反省会】
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