知念サトルです!
今回は、セールスコピーの人間心理や行動心理の知識の提供ではありませんが、セールスコピーライターにとって、大切な考えとなります。
セールスコピーだけでなく、全ての働く方に通じるお客さんへの向き合い方の大切な考え方についてとなります。
そんな僕がお客さんに対して失敗した出来事をお伝えしたいと思います。僕の失敗からあなたのこれからの人生の参考にしてもらえたら幸いです。
それではいきましょう!
【僕がした失敗とは?】
この度、僕が所属している一般社団法人サンビスカス沖縄が、文部科学大臣より、地域又は職場におけるスポーツの健全な普及及び発展に貢献し、地域におけるスポーツの振興に顕著な成果を上げた「令和2年度生涯スポーツ優良団体文部科学大臣表彰」を受賞いたしました!
たくさんのいいね!をはじめ、多くの方に喜んでいただき、祝福をしてくれました。
さらに、ありがたいことに「おめでとうございます!」と実際に何名の方からコメントもいただいたのです。
ここで僕は迷いました!
賞を受賞した際の返信はどのような言葉を返せばいいのだろうと。ちなみに実際に返信させていただいた一部がこちらです。
〇〇さん、コメントありがとうございます!
支えてくださった多くの方々のご支援なくして、このような結果は生まれなかったと思います。
この賞の名に恥じぬよう、さらに精進して参ります!
今後とも、変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
コメントに対するお礼、これまで支えていただいた感謝の気持ち、今後に対する決意表明。
このような流れで返信をさせていただいたのですが、これを全てのコメントひとりひとりへ連絡することが正解か?と思いました。
なぜなら、以上の内容で多くの方に返信した場合、似たような表現、同じような流れでは、定型文のように感じてしまうのではないか?最悪、コピペのように感じて、実際の感謝の気持ちが伝わらない可能性があるのでは?と思いました。
- ひとりひとりにコメントを返した結果、似た内容になるのではないかという不安。
- コメントを頂いた方々へ、まとめて感謝の気持ちを伝えることが想いが伝わるのではないか。
この2分の1の選択に失敗しました。
この賞を受賞できたのは、私たちスタッフだけでなく、関わっていただいた全ての皆さんのおかげです。この感謝の気持ちが伝わるのは、どのやり方かな?と考えて、返信を頂いた方々をまとめて、感謝の気持ちを精一杯伝えるという方法を選びましたが、、、
そのあとうちの代表から、このようなご指摘をいただきました!
「その他大勢」の扱いをされたら嫌なので、たいした言葉をかけられなくても、一人の人として扱うという事でお願いします。
【顔が見えないネットだからこそ相手がどう感じるかを慎重に】
SNSを通した顔が見えないやりとりは、便利な一方、自分の思ったように伝わらない可能性があることを頭に入れなければなりません。
例えば、電話では声質などで細かいニュアンスを伝えることができますが、要点がまとまっていない場合や重要な内容が多いときは、忘れないようにしても電話では覚えることが難しいときもあります。
メールは、大切な内容をいつでも見直せるように形に残すことができますが、正しい敬語、正確な情報で伝えることがより重要となります。
LINEによる問い合わせを利用している会社や企業も多いと思いますが、LINEはお客さんにとって気軽に使用するツールのため、メールのように返信すると冷たく伝わってしまう可能性があります。
能力だと言われると難しく感じますが、コピーの基本でもある、「たった一人の為に・・・」という相手を思いやる気持ちが問われるのではないでしょうか。
僕のSNSの返信も、返信することを急がずに、たった一人の為という思いで、ひとりひとりへの返信の文章に時間をかけて、重ならない表現を考えるという選択が正解だったと思います。
コピーに限らず、仕事のおいても選択の連続となります。(人生においても)
失敗してしまった僕が言える立場ではないですが、ミスや失敗をしてしまった後、どのように行動するのか。どのように受け止めるのかが大切だと思います。
若ければ若いほど、経験が少なければ少ないほど、選択をしたあとに起きる出来事を想像することは難しいと思います。そのあとの起きる出来事をイメージできるほどの材料が揃っていないからです。
なので、失敗やミスをしてしまったとき、自分の引き出しに入れる意識を持つことが重要だと思います。引き出しを増やして、同じ状況、似た状況のときの、判断材料として出せるように備えておく。同じことを繰り返さないようにする。次に活かす。このことが、ミスや失敗をしてしまった人間ができる最大の努力ではないでしょうか。
なにかに挑戦をするときは材料が足りていないことから、ミスや失敗を起こすこともあると思いますが、過去を戻すことは出来ないので前を向いて一緒に頑張っていきましょう!
ナツコカンパニーは、頑張るあなたの活動を応援しています。
それでは、今日はここらへんで!ありがとうございました!
【反省会】
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