from 知念 悟
そのラブレターには、○○さんのことが好きです。優しいところ、面白いところ、少しおっちょこちょいなところ。なんて文章を相手のことを思って、相手のどんなところが好きなのかを、相手の気持ちに届くように具体的に手紙へ綴ります。
届けたい想いを好きな方に対して送る。
それがラブレターですよね。
この気持ちや考え方はコピーにも通じる部分があるんです!
今回は、あなたの商品は誰のためにあって、どんな方に購入して欲しいかというお話をしたいと思います。
それでは、いきましょう!
【ペルソナの設定】
マーケティングの言葉でペルソナという言葉があり、ペルソナの想定が大切です。
ペルソナ(persona)とは、サービス・商品の典型的なユーザー像のことで、マーケティング関連において活用される概念です。
コピーなどを書く際に、「1人の特定の人物を想定する」ことを言います。
このペルソナを考えることによって、理想としているもの、求めているもの、相手の悩みがイメージしやすくなります。
- 専業主婦の40歳女性のあゆみさん、夫、長女(15歳)、長男(13歳)の4人家族、料理が趣味。LINEを使用することが多い。と想定したとします。
専業主婦なので、ダイエット教室の開催時間は、お昼の空いた時間の1時間~2時間ほどがいいでしょう。また、長女の高校入学や成人式に向けて、久々に着る着物や礼服が似合うような体づくりをアピールしたり、トレーニングだけでなく、ウエストが変化する料理メニューの特典をつけるとさらにいいかもしれません。チラシにQRコードなどを付けて読み取りやすくすることもいいですね!
- 同じ40歳、女性のキャリアウーマンのちえみさんと想定した場合。
ダイエット教室の開催時間は、仕事終わりの夜の時間帯が好まれるでしょうし、専属トーレナーによるあなたの体を変える個人メニューの方が、より刺さりやすいです。
と言ったように、同じダイエット教室を開催するにしても、ペルソナの想定によって、伝えたいことがはっきりしますし、お客さんが抱えている悩みもより具体的になり、相手に刺さりやすいコピーとなります。
また、自分の商品がどのような方の悩みを解決できるものなのか、ペルソナによって気づくことが出来ます。
誰にでも伝わりそうな文章よりも特定された人に伝わるようなコピーがより重要となります。
【1人に絞ると多くに届かないんじゃ?】
本来セールスコピーは、狙い撃ちのほうが効果が高いと言われます。
チラシなど日常的に何気なく目がいき読んでしまう物だからこそ、「私のこと」と言われているように連想させるために、ペルソナを想定し、よりリアリティある表現で悩みを解決できるように伝えなければなりません。
あなたの商品をラブレターのように、1人の相手を見立てて、想いをぶつけるくらいの気持ちで、商品を伝えてみてはいかがでしょうか?
あなたの商品を誰に購入して欲しいですか?
そんなイメージを一度考えられてもいいと思います!
それでは、今日はここらへんで!
ありがとうございました。
【反省会】
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