from 知念 悟
顧客数を増やすことなく総売上額を増やすことができる方法として、アップセルという方法があるとお伝えしました。
それでは、いきましょう!
【クロスセル】
わかりやすく一言で表すと、セットとして関連商品を勧める手法をクロスセルと言います。現在購入された商品やサービスに関連したモノを勧めて一緒に購入して貰うことで顧客数を増やすことなく総売上額を増やすことができます!
身近な生活でもこのクロスセルが取り入れられているので、いくつかご紹介したいと思います!
例えば、ハンバーガーショップ。
ハンバーガーを注文した際に、「ご一緒にポテトとドリンクはいかがでしょうか?」と店員さんに勧められて注文した経験はありませんか?これもハンバーガーに関連した商品を購入しやすいようにされています。
その他にもネットショッピングの世界でもこのクロスセルは導入されています。
ネットで商品を購入したことがある方は一度は目にしたことがあると思います。
あなたが注文した商品やサービスに対して、似た傾向の商品や同じ商品を購入された人が次に購入したモノをオススメすることで、更なる販売意識を高めることが出来ます!
セットとして関連商品を勧める場合、商品やサービスにもよると思いますが、
お客さんが購入する商品やサービスのラインを考えることをオススメします!
例えば、サッカースクールでイメージをして欲しいです。
サッカーでは、何が必要になりますか?ボール、シューズ、靴下、膝当て、ウェア、帽子とかありますよね。
この中で購入する優先順位はどうなるでしょう?
同じクロスセルでも、サッカーを始めたばかりのお子さんをもつ保護者に対して、ボールと一緒に靴下はいかがでしょう?と提案するよりも、ボールと一緒にシューズはいかがでしょう?と提案された方が購入してくれそうですよね?
このように必要とする優先順位、お客さんが購入する流れをイメージして、クロスセルと合わせることでより効果的です。
【お客さんに連想させることが大切】
クロスセルで重要なことは、押し売りでは成功しないということです。在庫を処分したい。この商品を売りたい。という気持ちではお客さんは見抜いてしまいます。
購入するときやオススメされるとき、お客さんは警戒している状態にあります。
クロスセルを紹介したいときは、特にお客さんが自分のためになる。自分にとって得になる。そんな気持ちを抱いて貰えたときに成功します。
お客さんが自分のためになる。自分にとって得になる。と感じてもらうには工夫も必要です!
それがお客さんに連想をさせることです!
先ほどのサッカースクールのときに質問した優先順位は、ボール、シューズ、ウェア、膝当て、靴下、帽子の順位でしたが、
「暑さが続く夏の時期、熱中症が心配されます。さらにサッカーは炎天下のなか走り回るスポーツです。ぜひ暑さ対策で通気性抜群の帽子はいかがでしょう?」
と訴えかければ、靴下はあとにして帽子が先に必要かもっ!と感じるかもしれません。
人間心理やセールスコピーを学ぶことで、お客さんへ自分のためになる。自分にとって得になる。という気持ちを作り上げることはできます!
必要なモノはあくまでお客さんにしかわかりませんが、商品の置く場所や伝える言葉の工夫次第で、お客さんにより必要と連想させることは可能です。
クロスセル、アップセルは顧客数を増やすことなく総売上額を増やすことでき、比較的取り組みやすい方法になっています!あなたの商品やサービスにぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか!
もちろん押し売りにならないようにお客さんが求めているものは何かを考えてみてくださいね♪
それでは、今日はここらへんで!
ありがとうございました!
【反省会】
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