セールスコピーライターとして、仕事を受注できた時、素直に喜べない・・という人がいます。
せっかくお客さんを獲得できたのに、なぜ素直に喜べないのでしょうか?
もしかしたら、あなたもそうかもしれませんね。
新人セールスライターが、クライアントを獲得して最初に考えること。それは
広告の効果が出なかったらどうしよう・・・。
これはセールスコピーライターが最初にぶつかる壁なんですよね。
私自身、セールスコピーを他者から依頼されて、チラシやウェブサイトの広告を書くお仕事をして4年目になりますが・・・。
ぶっちゃけ「100%うまくいく!」と宣言できるコピーはないんですよね笑
コピーをリリースする前から「これは絶対うまくいくだろう!」と思ってリリースしたとしても、全く反応がでない時だってあります。
逆に、「こんなオファーでくるんかな?」って時に、驚くほど反応が良かった・・・なんてこともあったりします。笑
なので、セールスコピーを市場に出す際には、リリースして結果を見て、それから対策をする。
それの繰り返しで、その会社のターゲットに合ったコピーを「模索していく」という感覚でしょうか。まぁそんな感じです。
なので、私が広告のコピーを依頼された場合は、最初でその話をして、納得された人だけをクライアントさんにするようにしています。
セールスコピーライターを目指すみなさんにも、そう伝えていますからね。
ただ、今回はそれだけでは不安に思ってしまう皆さんに、とっておきの必殺技をお伝えします。
これは、私が「広告の効果がでなかった」場合に、最初に行う対策です。
これをやれば、大抵改善されます。
そのくらい、強力なパワーとインパクトを持っています。
なので、あなたもこの必殺技を使えば、きっと広告の効果がでなかったとしても、挽回できるチャンスです。
広告効果がでなかった時の対処法
では、広告効果がでなかった場合、セールスコピーライターとしてどう対策をしたらいいのでしょうか。
私がまずやる必殺技をご紹介します。
ただ、これも100%成果が出る保証はありません。
ですが、他の対策をやるよりも、かなり強力なパワーを持っていますので、最初の対策にしているだけです。
広告の効果がでない場合、最初にやるべき対策、それは・・・
お客さんに「前以て競合が良いそうな利点を述べて、その後に自分たちが自信をもってやっていることをアピールする」こと。
お客さんに競合が良いそうなことをあらかじめ伝えておいて、自分たちの自信のあるものをアピールする。
これはつまり、他の人が言いそうなことに対して、反論を用意するという作戦です。
簡単に言えば、競合の言っている(自慢のような)ことを、否定しちゃうってことですね。
例文をみてみましょう。
例えば、イタリアンレストランのオーナーの場合だと、こういう内容をチラシや広告に書きます。
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「当店のピザには新鮮なモッツァレラチーズをたっぷり使っています!」と言っているお店は多いですが。
「大きな業務用ビニールに入って送られてきたチーズを安くで買って使っている」とは言いません。
私たちのピザ屋では、毎朝モッツァレラチーズを手で刻んでいます。
他のお店はあなたに
「薄くてパリパリの生地か、厚めのふわふわタイプの生地が選んでください」というでしょう。
しかし、「冷凍のピザ生地を買って、前の日の夜から解凍して使っている」とは言いません。
私たちは、毎日ピザ生地を、早朝から手作りで作っています。
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ここでのポイントは、他のライバル店が「強み」としてアピールしている部分を、先に伝えることです。
そして、実際の裏側を伝えてあげる。
そうすると、お客さんは「価値観の転換」をされるわけですよね。
コンサルタントやコーチング業をやっている方なら、もうピンときたかと思いますが。
この価値観の転換をしてくれる会社が、信頼を掴みやすく、リピーターになりやすいという結果がでています。
思っていたことが間違っていた・・・。
それをしっかりと伝えて教えてくれたあなたに対して、お客さんは感謝の気持ちを持ちやすくなります。
感謝の気持ちを持たれると、あなたのお店に来店したいという気持ちがどんどん芽生えてくるのです。
ただ、この広告を使うのには慎重に行うようにしてください。
ただただ、『競合が言っていることは間違っている!』と言うと、逆に反感を買う場合もあります。
なので、事実に基づいて、しっかりと誠実に伝えることが大事です。
広告の効果は必ず改善できる
広告の効果が出なかった時のことを先に考えてしまうと、クライアントを取るのも億劫になってきますよね。
でも、ダイレクトレスポンスマーケティングは、「改善」できることが特徴なんです。
なので、改善を前提としたコピーを書くんだ!と、まず最初にクライアントさんに伝えておくことが、未然に防ぐポイントです。
そして、まず最初に今回お伝えした必殺技を使ってみて、レスポンスを得ることができれば、きっとクライアントはあなたを信頼しれくれるでしょう。
ぜひ、試してみてくださいね?
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